OpenAI DevDay 2026まとめ|20超の重要発表と、企業・開発者が今やるべきこと

OpenAI DevDay 2026まとめ|20超の重要発表と、企業・開発者が今やるべきこと

AI新規事業

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事業開発・SEO/AIO担当

株式会社Moji ビジネス開発・コンテンツマーケティング担当 鹿児島県出身。大学2年次から複数のスタートアップで長期インターンを経験し、営業・事業開発と0→1の立ち上げに携わる。2026年9月より、生成AI特化の開発会社・株式会社Mojiに参画。AI開発プロジェクトの事業開発と運営体制づくりを担当しながら、自社メディアのコンテンツ運用をリードしている。

OpenAI DevDay 2026の要点は、「AIに回答を作らせる」段階から、「権限・承認・実行環境を設計したうえで、継続的な仕事を任せる」段階へ進んだことです。

OpenAIは2026年9月29日のDevDay 2026で、ChatGPT、Codex、モデル、新しいAIの働き方にまたがる20件超の主要発表を行いました。本記事では、公式のDevDay 2026 Recapに掲載された発表を5カテゴリで一覧化したうえで、企業・開発者が優先して検討しやすい対象を整理します。

すべてを同時に導入する必要はありません。2026年10月9日時点では、継続作業を任せるならdots、APIの品質・費用を見直すならGPT-6.1 Sol、共同作業ならChatGPT Space、定型判断ならDecisions API、開発セキュリティならCodex Securityから確認すると、検討範囲を絞りやすくなります。

立場・目的

最初に見る発表

Mojiの提案例としての最初の行動

個人・チームの継続作業を減らしたい

dots

読み取り中心で、影響を戻せる業務を1件だけ試す

AIで共同作業・情報共有を進めたい

ChatGPT Space、Pages、チームタスク

会議メモや週次報告など、共有対象を1つ決める

APIの品質と費用を見直したい

GPT-6.1 Sol

現行モデルと同じ評価ケースで比較する

振り分け・定型判断を高速化したい

Decisions API

選択肢が固定された判定業務を候補化する

開発・セキュリティの確認を効率化したい

Codex Cloud、Code Review、Codex Security Cloud

PRレビューまたは小規模リポジトリから限定試行する

以降の手順・評価表・テンプレートは、特記がない限りMojiによる実務上の提案です。実際の導入可否は、利用プラン、地域、管理者設定、接続先システム、入力データ、許容できない誤りによって変わります。

DevDay 2026の全体像:20超の発表を5カテゴリで確認する

DevDay Recapでは、発表は「新しい働き方」「Codex・APIによる開発」「ChatGPTのプラグイン」「人とAIの協働」「ChatGPTサブスクリプション」の5領域で整理されています。以下の表は、公式Recapに掲載されている発表を、何に関係するかが分かるように整理した一覧です。

カテゴリ

主な発表

主な確認対象

新しい働き方

dots、GPT-6.1 Sol、Ultrafast、Private Intelligence

個人利用、業務委任、モデル選定、機密データの利用条件

Codex・APIによる開発

Codex Cloud、Codex CLI刷新、Code Review、Codex Security Cloud、Decisions API、Agents APIのコンピュータ操作、Bedrock Managed Agents

ソフトウェア開発、エージェント実装、リポジトリのレビュー・セキュリティ

ChatGPTのプラグイン

プラグイン拡張、作成・申請・発見性の改善、Sitesでのプラグイン利用、MCP Events対応

ChatGPT内で提供する業務機能、外部アプリ連携、イベント起点の自動化

人とAIの協働

ChatGPT Space、Pages、共同編集スライド、チームタスク、Slack/Microsoft Teams連携、Meetingsプラグイン、共有プロフィール

チームの知識共有、会議、定型作業、日常のコラボレーション

ChatGPTサブスクリプション

Sign in with ChatGPT、Pro 500、OpenAI Marketplace

外部ツールでの利用枠、利用量・速度、エンタープライズ契約の使い方

この一覧は、すべての発表が同じ優先度という意味ではありません。個人利用者はdotsやSign in with ChatGPT、チーム利用者はSpace・チームタスク・Slack/Teams連携、API開発者はGPT-6.1 Sol・Decisions API・Agents API、開発チームはCodex関連、情報システム部門はdotsの権限設計とPrivate Intelligenceを中心に確認するとよいでしょう。

結論:優先順位が高い3つの変化

  1. AIエージェントを「実行」へ近づける機能が増えた
    dots、Agents APIのコンピュータ操作、チームタスク、MCP Events対応により、AIが調査・下書きだけでなく、接続済みツールやソフトウェアを使って継続的に仕事を進める前提が広がりました。
  2. 高性能モデルを常用するためのコスト・速度の選択肢が増えた
    GPT-6.1 Solは、複雑なコーディング、コンピュータ操作、専門業務に向けたモデルです。Ultrafastは、速度を重視する用途向けの料金ティアとして発表されました。
  3. 人・AI・チームが同じ文脈を共有する作業面が整備された
    ChatGPT Space、Pages、共同編集スライド、チームタスク、Slack/Teams連携は、個別チャットで終わらない共同作業を対象にしています。

重要なのは、これらを一括導入しないことです。AIエージェントの基本構造と、チャットボット・RPAとの使い分けはAIエージェントとは?生成AI・チャットボット・RPAとの違いと導入判断・実践手順で詳しく解説しています。

1. dots:常時動くエージェントは「便利さ」より権限設計で判断する

dotsは、独自のクラウドコンピューターとブラウザを使い、接続したアプリで作業を進める常時稼働型のAIエージェントです。OpenAIは、フィードバックをもとに利用者の好みや基準を学び、ChatGPT、Slack、Microsoft Teamsなどでやり取りできる仕組みとして案内しています。

一方で、dotsは「24時間動くから、何でも任せてよい」機能ではありません。OpenAIの説明では、接続アプリの権限は利用者が選択し、Custom Rulesで「許可」「承認必須」「禁止」を設定できます。バックグラウンドのプロアクティブな調査では、接続済みアプリに対して読み取り専用のツールが使われます。アカウントや情報共有へ影響する行為にはレビュー・承認の仕組みがあり、パスワード変更のような一部の機微な作業は利用者自身が行う必要があります。公式の安全・権限設計を確認したうえで試してください。

dotsを試してよい業務・まだ任せない業務

最初の試行に向く

理由

最初から避ける

理由

公開情報の収集と要約

結果を人が確認してから使える

契約締結・発注・送金

誤操作の外部影響が大きく、戻しにくい

会議後の論点・宿題の整理

最終共有前に人が編集できる

顧客・従業員データを広く扱う作業

接続範囲とデータ利用条件の確認が先

既存資料からの下書き作成

成果物が可逆的で比較しやすい

メール・チャットの自動送信

文脈誤認や送信先誤りが対外問題になり得る

委任範囲を決めるときは、機能名ではなく「何を読めるか」「何を書き換えられるか」「何を外部送信できるか」「どこで人が止めるか」で確認します。承認・停止条件の設計例はAIエージェントはどこまで任せるべきか|委任範囲・人の承認・停止条件を設計する実務ガイドを参照してください。

dotsの導入前チェックリスト

  • 対象業務の成果物と、完了を判定する担当者を決めた
  • 接続するアプリを必要最小限に絞った
  • 読み取り、下書き、更新、送信、購入などの操作を分けた
  • 更新・送信・権限変更・支出は承認必須または禁止にした
  • 誤った操作があった場合の停止方法と、確認するログを決めた

dotsは対象市場のProおよびBusiness Premiumで提供され、Enterprise、Edu、Healthcareでは管理者が有効化した場合にベータ利用できると案内されています。日本での利用可否を国名だけで推測せず、管理画面と公式の対象市場・提供条件を確認してください。

2. GPT-6.1 Sol:単価比較ではなく「業務1件あたり」で比較する

GPT-6.1 Solは、複雑なコーディング、コンピュータ操作、専門業務向けに、GPT-6 Astraに近い性能と低コストの両立を狙うモデルです。APIのモデルIDはgpt-6.1-solです。

2026年10月9日時点の標準API価格は、入力100万トークンあたり2米ドル、キャッシュ入力0.10米ドル、出力10米ドルです。GPT-6 Astraは入力10米ドル・出力50米ドルなので、標準の入出力単価はSolが5分の1です。コンテキストウィンドウは105万トークン、最大出力は12.8万トークンと案内されています。仕様・料金は変更され得るため、実装前にGPT-6.1 Solの現行モデル仕様を確認してください。

ただし、「Astraに近い」という表現を、すべての業務で同等という意味にしてはいけません。OpenAIは、コーディング、業務ワークフロー、コンピュータ操作などの評価でSolの結果を公開する一方、最も難しい科学研究タスクではAstraを推奨しています。ベンチマークの結果は、モデル設定、ツール、入力品質、評価データ、許容誤差で変わります。評価条件を含む公式発表を確認し、自社の実タスクで再評価してください。

モデル選定の最低限の比較表

比較項目

測り方

合格条件の例

品質

同一入力で期待する結論・形式・根拠を満たす割合

重要ケースで人の修正なし、または許容範囲内

費用

入力・出力・キャッシュ・ツール利用を含む1件あたりの総額

現行より削減、または品質向上に見合う

時間

入力から人が使える成果物になるまでの時間

業務の締切・SLAに収まる

安全性

禁止情報の出力、指示逸脱、不要なツール操作の件数

許容できない失敗が0件

運用性

失敗時の再試行、ログ確認、モデル変更の影響範囲

担当者が継続的に保守できる

API導入で確認すべき料金要素、認証、データ利用、評価の流れは生成AI APIとは?種類・選び方、料金の見方と開発手順を解説もあわせて確認してください。

3. DevDayで追加された「速度・機密性・利用枠」の選択肢

この章では、詳細なPoC手順は扱わないものの、導入担当者が見落としにくい3件を整理します。いずれも採用可否を一律に決める発表ではなく、利用条件と自社要件を照合する対象です。

Ultrafast:速度を優先するワークロード向けの料金ティア

Ultrafastは、速度を重視する用途向けのプレミアム速度ティアです。OpenAIは、Codexで最大8倍、APIで最大6倍のトークン生成速度を案内しています。DevDay時点でGPT-6 Astra UltrafastはAPI、ChatGPT Work、Codexで提供され、GPT-6.1 Sol Ultrafastは今後提供予定とされています。速度だけで採用を決めず、通常ティアと比べて、待ち時間の短縮が業務上の価値や追加費用に見合うかを測ってください。

Private Intelligence:機密データの利用は契約・技術条件を確認する

Private Intelligenceは、企業がフロンティアAIを使う際のデータ保護を対象にした取り組みです。DevDay Recapでは、OpenAIの担当者が元コンテンツへアクセスせずに自動安全審査を行うためのZero Data Retention with Private Safety Processingと、機密計算および検証可能な制御を組み合わせるPrivate Inferenceのプレビュー予定が案内されています。自社の要件に適合するかは、公開ページだけで判断せず、保持、アクセス、リージョン、契約、監査の条件を個別に確認してください。

Pro 500:利用上限と速度を必要とする人向けのプラン

Pro 500は、ChatGPT Plusの25倍の利用枠とUltrafastへのアクセスを含むプランとして発表されました。個人や開発チームが選ぶ際は、名称や上限だけでなく、対象機能、組織の契約・権限管理、実際の利用量を確認することが必要です。

4. ChatGPT SpaceとPages:チームの「共有する文脈」を先に決める

ChatGPT Spaceは、チームメンバー、ChatGPT、dotsが共有知識をもとに作業する場として発表されました。Pagesは、人とエージェントが文章作成、調査、グラフ作成、画像生成などを共同で進めるためのドキュメントです。DevDay Recapでは、SpaceとPagesはPro、Business、Enterprise向けに案内され、デスクトップアプリとWebでの提供状況、モバイルでできる操作の範囲も記載されています。現行の提供条件を確認してください。

導入効果は、Spaceを作ることではなく、チームで参照する情報を更新可能な形で管理できるかに左右されます。最初の対象は、次の条件を満たす業務が適しています。

  • 複数人が同じ資料・経緯を参照する
  • 下書き、レビュー、更新を繰り返す
  • 最終決定者が明確である
  • アクセスさせてよい資料の範囲を定義できる

たとえば「プロジェクト週次報告」「提案書の初稿とレビュー」「会議後の論点・決定事項の追跡」のように、入力・成果物・責任者が明確なものから始めます。全社ナレッジを一度に集約するのではなく、まず1プロジェクトで、検索性、更新責任、権限、最終確認の運用を確かめる方が安全です。

Space以外の協働機能:対象業務を分けて確認する

発表

公式Recapで案内された内容

検討時の確認点

共同編集スライド

会話またはテンプレートからインタラクティブなスライドを作成し、人とエージェントが同時編集・コメントできる。PowerPointまたはGoogle Slidesへの書き出しも案内されている。

提供開始時期、書式維持、社内テンプレートへの適合を確認する

チームタスク

週次プロジェクト更新のような定期作業を、スケジュールや新着メール・Slackメッセージなどを契機に実行できる。

接続ツール、実行権限、定期処理の停止・見直し担当を決める

@ChatGPT in Slack/Microsoft Teams

チャンネル、スレッド、DMでChatGPTをメンションし、管理者または利用者が接続したツールを使える。

チャネルの閲覧範囲、個人・共有ツールの権限、出力の共有範囲を確認する

Meetingsプラグイン

メモとアクション項目を作成し、ChatGPT Spaceへ保存する。音声はメモ作成後に削除され、再生できないと案内されている。

ベータ対象、録音・議事録に関する社内規程、参加者への通知を確認する

共有プロフィール

Sitesやプラグインをまとめて共有・再利用でき、ワークスペース内では共有スキルも見つけられる。

公開範囲、再利用するプラグインの権限、所有者と更新責任を確認する

5. Decisions API:分類・振り分けのような「選択肢が決まった判断」に使う

DevDay時点では限定プレビューとされていたDecisions APIは、2026年10月6日にpublic betaとして提供開始されたと、OpenAIのAPI Changelogに記載されています。GPT-6 Lunaを使い、テキストや画像から、真偽判定、事前定義した選択肢の選択、数値スコアリングを返す用途向けのAPIです。

これは自由文を作るモデルの置き換えではありません。問い合わせを「営業・技術・請求」に振り分ける、申請内容をルールに沿って一次判定する、エージェントが次に使うツールを選ぶ、といった出力候補が限定される判断が候補です。

Decisions APIのPoC設計テンプレート

  1. 選択肢を固定する:分類ラベル、次アクション、保留条件を列挙する
  2. 正解基準を決める:人の判定と不一致なら失敗なのか、保留に回せば許容なのかを定義する
  3. 過去データで評価する:正常例だけでなく、曖昧・例外・情報不足のケースを含める
  4. 自動化の境界を決める:高信頼度だけ自動振り分けし、低信頼度は人に渡す
  5. 誤分類の影響を測る:見逃しと誤送信のどちらが重いかを分けて評価する

このような評価では、「精度が高い」という印象だけでは判断できません。評価ケース、失敗分類、再テストの設計はAIの評価とは?評価指標や評価方法、その費用についてを参考にしてください。

6. Codex・Agents API:開発者向け発表は「作る・確認する・実行する」に分ける

DevDayの開発者向け発表は、エージェントを構築するためのAPI、Codexを使う開発環境、コード変更を確認する機能に分けて読むと整理しやすくなります。以下の内容・提供状況は、OpenAIのDevDay Recapに基づきます。

発表

公式Recapで案内された内容

最初の確認対象

Codex Cloud

PC、スマートフォンからのリモート操作、クラウドを含む環境でCodexを実行できる。再利用可能な開発環境に、承認済みの設定・権限を用意できる。

リポジトリ権限、秘密情報、ネットワーク設定、PRレビューの運用

Codex CLI刷新

音声でのタスク開始・操作、複数タスクを追跡する/agentsビュー、プロンプト編集、セッション再開、worktree利用、ターミナルUIの改善が案内された。

ローカル開発環境、複数タスクの管理方法、チームの作業規約

Code Review

ChatGPTデスクトップアプリで、変更要約、差分確認、GitHubのプルリクエストやGitLabのマージリクエストに関するCodexへの質問を行える。クラウドでの自動レビューも案内された。

既存レビュー工程に追加する範囲、人が確認する責任、検出根拠

Agents APIのコンピュータ操作

ソフトウェアを操作するエージェントを構築できる。マルチエージェント、ツール検索、ツール呼び出し、コンテキスト圧縮も案内された。

使えるツール、認証、書き込み権限、外部通信、停止条件

Bedrock Managed Agents

AWSリソースと統合し、AWS内でOpenAIエージェントを構築する選択肢として発表された。

AWSの既存構成、責任分界、リージョン、認証・監査要件

Agents APIやMCP Eventsのように、AIが外部システムとつながる仕組みを検討する場合は、API・MCP・A2Aの役割を混同しないことも重要です。接続対象と委任範囲の整理はAPI・MCP・A2Aの違いとは?AIエージェントを接続する仕組みやポイントを分かりやすく解説を参照してください。

7. Codex Security Cloud:実行とセキュリティは人のレビューを外さない

Codex Security Cloudは、GitHubリポジトリ全体をオンデマンドまたはスケジュールでスキャンし、新しいコミットを継続確認する機能として発表されました。OpenAIは、検出結果の調査、重複の除去、修正案のクラウドでの準備を案内しています。

また、Codex Securityはresearch previewであり、GitHubリポジトリを対象に、脅威モデルの作成、脆弱性候補の調査・検証、修正案の提示を支援する機能です。生成されたパッチがコードを自動変更するわけではありません。OpenAIは、人の通常のレビュー工程でパッチを確認する運用を案内しています。対象プラン、課金、RBAC、推奨される限定展開を確認してください。

開発チーム向けの開始順序

  1. 本番ではない、所有・管理範囲が明確な小規模リポジトリを選ぶ
  2. 脅威モデルの前提をレビューし、公開範囲・機密情報・依存サービスを明記する
  3. 検出結果はチケット化し、脆弱性の根拠と再現条件を人が確認する
  4. パッチは既存のPRレビューとテストを通し、自動マージしない
  5. 誤検知、見逃し、調査時間、修正採用率を記録して継続判断する

8. プラグイン:ChatGPT内の体験と、外部イベント起点の自動化

DevDayでは、ChatGPTを拡張するプラグインについても複数の発表がありました。これは単に「外部サービスを呼び出す」だけでなく、ChatGPT内に業務画面を持たせたり、外部アプリで起きたイベントを起点に処理したりするための選択肢です。

発表

公式Recapで案内された内容

導入時の確認点

プラグイン拡張

サイドバー上のホーム、会話と並んで作業するインタラクティブパネル、対応ファイル形式のビューアを構築できる。

ユーザーがChatGPT内で完了したい業務か、独自Webアプリが必要かを切り分ける

作成・申請・発見性の改善

Plugin Creator、申請フローのフィードバック、ディレクトリと会話内でのランキング・推奨改善が案内された。

公開・審査の要件、運用者、プラグインが要求するアクセス権を確認する

Sitesでのプラグイン利用

作成したSitesに対応プラグインを追加し、ワークスペース内の利用者が各自の接続データ・権限で同じアプリを使える。

共有情報、利用者ごとの権限、データ更新の責任を定義する

MCP Events

接続アプリで起きたイベントに応じて、プラグインの自動化を開始できる。公式例では、プロジェクトボードの新規タスクを検知し、関連文書を読み、計画案を作る流れが示されている。

イベントの対象、誤起動時の影響、実行頻度、承認前に許可する操作を決める

イベント起点の自動化では、トリガーを設定できることと、外部へ安全に実行できることは別です。まずは通知、要約、下書きのような可逆的な成果物に限定し、更新・送信・購入などは承認付きに分けることをおすすめします。

9. Sign in with ChatGPTとOpenAI Marketplace:契約・アカウントの扱いを確認する

Sign in with ChatGPTは、ChatGPTアカウントで外部ツールへサインインし、対象ツールではChatGPTプランの利用枠を使える仕組みとして発表されました。DevDay Recapでは、ID機能はグローバル提供、プラン利用枠は対象ツールにおけるPlus・Pro利用者向けと案内されています。外部ツールへ共有される情報、利用枠の配分、組織アカウントでの利用可否は、導入前に確認してください。

OpenAI Marketplaceは、対象となるエンタープライズ顧客が既存のOpenAI契約額の一部を、承認済みパートナーソフトウェアへ充てられる仕組みとして案内されました。これは個別製品の採用を保証するものではありません。既存契約で使える範囲、調達・セキュリティ審査、パートナーごとの契約条件を分けて確認する必要があります。

立場別:DevDay 2026後の最初の1週間でやること

立場

優先順位

最初のアクション

事業・業務部門

dots、Space、Pages、チームタスク

週次報告、調査、提案準備から、読み取り・下書き中心の業務を1件選ぶ

情報システム・セキュリティ

dotsの権限、Spaceの共有範囲、Private Intelligence

接続アプリ、許可するデータ、承認必須操作、停止担当を一覧化する

AI・アプリ開発者

GPT-6.1 Sol、Decisions API、Agents API、プラグイン

実タスク10〜20件を用意し、品質・費用・時間・安全性を比較する

開発・セキュリティチーム

Codex Cloud、Code Review、Codex Security Cloud

低リスクな1リポジトリで検出根拠と修正案のレビュー工数を測る

ChatGPTの管理・調達担当

Pro 500、Sign in with ChatGPT、Marketplace

対象ユーザー、利用枠、アカウント連携、契約・請求条件を確認する

まとめ:導入判断は「使えるか」ではなく「安全に測れるか」から始める

OpenAI DevDay 2026では、20件超の発表が5つの領域にわたって行われました。新しい働き方ではdots、GPT-6.1 Sol、Ultrafast、Private Intelligence、開発者向けではCodex Cloud、Code Review、Codex Security Cloud、Decisions API、Agents API、プラグインでは拡張・MCP Events、人とAIの協働ではChatGPT Space、Pages、チームタスク、Slack/Teams連携、サブスクリプションではSign in with ChatGPT、Pro 500、OpenAI Marketplaceが主要な確認対象です。

その中でも、最初に具体的な検証へ進めやすいのは、継続作業を担うdots、性能とコストを比較できるGPT-6.1 Sol、共同作業のChatGPT Space、固定選択肢の判断向けDecisions API、開発セキュリティを支援するCodex Securityです。

ただし、機能が利用可能であることと、自社業務へ任せられることは別です。最初に決めるべきなのは、モデル名ではなく、対象業務、入力データ、権限、承認、評価ケース、停止条件です。小さく試し、成果物と失敗を記録し、拡大・継続・中止を判断できる形にしてください。

出典

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