Grok Botの料金はいくら?対象プラン・週次利用枠・追加課金を実機検証とともに解説

Grok Botの料金はいくら?対象プラン・週次利用枠・追加課金を実機検証とともに解説

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事業開発・SEO/AIO担当

株式会社Moji ビジネス開発・コンテンツマーケティング担当 鹿児島県出身。大学2年次から複数のスタートアップで長期インターンを経験し、営業・事業開発と0→1の立ち上げに携わる。2026年9月より、生成AI特化の開発会社・株式会社Mojiに参画。AI開発プロジェクトの事業開発と運営体制づくりを担当しながら、自社メディアのコンテンツ運用をリードしている。

Grok Botに単体の月額料金はありません。2026年10月9日時点で、個人ではSuperGrok(月30米ドル)、またはCursor Pro(月20米ドル)などの対象契約を通じて利用できます。契約前には、①対象プラン、②週次利用枠、③枠を使い切った後のオンデマンド課金、④CursorとSuperGrokを重複契約しても利用枠は加算されないことを確認してください。

Mojiは2026年10月1日、SuperGrokとGrok Botデスクトップアプリ v0.63.0を用い、日本語の指示でメール整理、日程調整、PDF要約、企業調査、CSV作成、グラフ化、定期実行、ログイン後の閲覧という8業務を検証しました。この記事の前半は料金・利用枠を確認したい人向け、後半は実際に何ができ、どこで人の確認が必要になったかを確認したい人向けです。

料金・対象プラン・利用条件は2026年10月9日にxAIおよびCursorの公開情報で確認しました。価格、税、地域、対象プラン、利用枠、提供条件は変更される場合があります。購入前には各サービスの購入画面・契約条件を確認してください。実機検証は2026年10月1日にMojiが行った1回の検証です。以下の画面画像、指示、結果はその検証記録であり、すべてのアカウント、接続先、データ量、業務で同じ結果になることを示すものではありません。

結論:料金検索者が先に確認したい4点

確認項目

2026年10月9日時点で確認できること

Grok Bot単体の料金

単体サブスクリプションはない。対象のCursorプラン・Teams座席、またはSuperGrok系・X Premium+のリンクなどで利用する

公開価格を確認できる入口

SuperGrokは月30米ドル、SuperGrok Plusは月100米ドル、Cursor Proは月20米ドル、Cursor Teamsは1ユーザー月40米ドルと公開表示されている

利用枠

有料アクセスには週次利用枠があり、毎週リセットされる。公式ページでは、全プラン・全業務に共通する固定回数は示されていない

週次枠を超えた後

オンデマンドが有効ならCursor経由の追加利用へ進み、月間上限に計上される。無効なら次の週次リセットまで停止する

CursorとSuperGrokの両契約

請求はそれぞれ継続し得る一方、Grok Botの利用枠は合算されない

価格はxAI PricingとCursor Pricing、アクセス条件・週次利用・オンデマンドはCursor Docs:Plans and billingで確認できます。

Grok Botを使えるプランと料金

Grok Botは、Botがクラウド上のコンピューターで作業を進めるサービスとして案内されています。公式説明では、Botがユーザーの利用を許可されたツール、アプリ、Webサイトで作業し、必要な承認を求める仕組みです。利用可能な接続先や操作は、契約、設定、ログイン状態、組織のポリシーによって異なります。

契約経路

公開情報で確認できる料金・条件

Grok Botの利用条件

検討の目安(Mojiの整理)

SuperGrok

月30米ドル

Grok Bot accessを含む。Grok Botで使うにはCursorアカウントとのリンクが必要

Grokを中心に使い、個人でBotを試したい場合

SuperGrok Plus

月100米ドル

リンク経由で利用可能。SuperGrokより上位のリンク利用枠として案内されている

Grokの利用量も多い場合

SuperGrok Heavy

公開価格は購入画面で要確認

リンク経由で利用可能。リンク利用枠では最上位として案内されている

高い利用量を見込む場合

Cursor Pro

月20米ドル

Grok Bot accessを含む。週次利用枠はPro+より下位

Cursorも日常的に使い、Botを始めたい場合

Cursor Pro+

公開価格は購入画面で要確認

Grok Bot accessを含む。週次利用枠はProより上位、Ultraより下位

CursorとBotの利用量を増やしたい場合

Cursor Ultra

公開価格は購入画面で要確認

Grok Bot accessを含む。個人向けCursorプランでは最上位の週次利用枠

高頻度のエージェント利用を見込む場合

Cursor Teams

Standardは1ユーザー月40米ドルと公開表示

セルフサービスのTeamsではメンバー全員が利用でき、座席の利用枠に従う

請求・管理をチームでまとめたい場合

X Premium+

料金はXの購入画面で要確認

Cursorアカウントへリンクして利用する

対象のX契約をすでに利用している場合

Grok Business/Enterprise、Cursor Enterprise

個別契約・担当者確認

座席、契約、管理者設定によって利用条件が変わる

組織の権限・ネットワーク・監査要件がある場合

表の「検討の目安」は公式の推奨ではなく、Mojiによる編集上の整理です。料金・対象機能として確認できる情報とは分けて判断してください。

xAIの料金ページでは、SuperGrokにGrok Bot accessが含まれます。Cursorの公開料金ページでは、ProとTeamsにGrok Bot accessが記載されています。Pro+、Ultra、Enterprise、Grok Businessを含むアクセス条件と利用枠の相対的な位置付けは、Cursor Docs:Plans and billingで確認できます。

対象外に注意:SuperGrok LiteにはGrok Botは含まれません。Cursor Enterpriseはアカウント担当者、Grok Enterpriseはアカウントマネージャーへの確認が必要と案内されています。

利用枠は「何通送れるか」ではなく、実行する作業量で変わる

Cursorの公式説明では、Grok Botの無料トライアルは固定日数の無料プランではなく、利用クレジット方式です。クレジットはエージェントステップとトークンで消費され、7日間の利用可能期間も適用されます。大きい・長い作業ほど消費が増えるため、「1日何回」と一律に見積もることはできません。

有料アクセスの含まれる利用枠も週次でリセットされます。公式ページは、Pro、Pro+、UltraやリンクするSuperGrok系プランごとの利用枠の相対的な大小を案内していますが、すべての業務に当てはまる固定のメッセージ回数・作業回数は示していません。

利用枠を消費しやすい作業の例

利用枠を読みやすくする工夫(Mojiの提案例)

多数のWebページを読む調査、長いブラウザ操作、複数段階のファイル処理、定期実行

対象サイト、対象期間、出力形式、終了条件を指示に書く

曖昧な依頼からBotが調査範囲を広げる作業

まず狭い範囲で1回動かし、成果物と利用量を確認してから対象を広げる

大量データの抽出・集計・再試行

対象件数、入力ファイル、確認者、停止条件を先に決める

複数Botの並行運用

業務単位でBotを分け、接続先とログイン状態の共有範囲を事前に確認する

macOSとiOSで同じCursorアカウントを使う場合、利用枠は共有されます。端末ごとに別の利用枠が付与されるわけではありません。

追加課金で迷わないための確認事項

オンデマンドを有効にするか

週次利用枠を使い切った後、オンデマンドが有効なら追加利用を継続でき、その利用分はCursor経由で請求されます。無効なら、週次利用枠がリセットされるまでGrok Botは停止します。Grok Botでは「On-demand monthly limit」、CursorのWebダッシュボードでは「Monthly Limit」が、追加利用分の上限として案内されています。

月間上限は、実行中の作業を途中で止める上限ではない

公式ドキュメントでは、すでに動いているBotは作業を完了するため、月間上限をわずかに超える場合があると説明されています。追加課金を許可する場合は、短いタスクで消費傾向を確認してから対象を広げる方法が考えられます。

CursorとSuperGrokを両方買っても利用枠は増えない

CursorプランとSuperGrokまたはX Premium+をリンクしても、Grok Botの利用枠は合算されません。二つのサブスクリプションを維持すれば、それぞれの請求は継続し得ます。利用枠を増やす目的だけで重複契約するのではなく、Cursor自体やGrok自体を使う必要があるかを分けて判断してください。

始め方:アプリの入手・リンク・初回タスク

1. 対象契約とCursorアカウントを確認する

Grok BotはCursorアカウントでサインインして使います。SuperGrok、SuperGrok Plus、SuperGrok Heavy、X Premium+の利用権を使う場合も、対象のCursorアカウントへリンクします。リンクは永続的で、別のCursorアカウントへ移せないと案内されているため、個人用・業務用を混同しないアカウントで操作してください。

2. デスクトップアプリを入手する

公式のダウンロードページから、利用端末に合うGrok Botデスクトップアプリを取得します。macOSではApple silicon版とIntel版、Windowsではx64版とArm64版、Linuxでは配布形式別のビルドが案内されています。公式の開始ガイドでは、macOS、Windows、Linuxでのインストール手順が公開されています。

3. サインインして、必要ならSuperGrokをリンクする

アプリの初回画面でCursorアカウントにサインインします。SuperGrokによるアクセスの場合は、アプリに表示される案内からGrokアカウントをリンクします。SuperGrokのリンクはCursorプランの変更ではなく、同じCursorアカウントに利用権を付与するものです。

4. 小さく、可逆的な仕事から試す

公式の開始ガイドは、成果物、参照先、避ける操作、返してほしい形式、止まってほしい確認地点を依頼に含める方法を案内しています。最初は公開情報の調査、資料要約、メールの分類、下書きなど、外部送信・購入・削除・顧客情報更新を伴わない業務に絞ります。

Grokの「自動化」とGrok Botの違い

GrokのAutomationsは、指定したスケジュールやメールトリガーでGrokに作業を実行させる機能です。公式発表では、指示、添付、コネクター、スキルを設定し、定期またはメール到着時に実行する仕組みとして案内されています。

一方、Grok Botは、専用のクラウドコンピューターとBotを使って、許可されたアプリ・Webサイト・ツール上の作業を進めるサービスです。両者は名称が近く、定期実行という用途も重なり得ますが、同じ機能ではありません。実行環境、接続、承認、利用条件をそれぞれの画面・公式文書で確認してください。

Mojiの実機検証:8業務の内容・結果・利用枠

ここからは料金・利用枠の補足として、実際にどの作業を任せたかを記録します。以下は一般的な性能保証ではなく、2026年10月1日にMojiが実施した1回の検証記録です。各項目には、検証時に取得した画面画像を残しています。

検証環境と安全設定

項目

検証条件

試験日時

2026年10月1日(木)22:00〜23:25 JST

契約

SuperGrok(月30米ドル、個人)

端末・アプリ

MacBook(Apple Silicon)、Grok Botデスクトップアプリ v0.63.0(安定版)

指示言語

日本語

接続したアプリ

Gmail、Googleカレンダー

禁止した操作

メール送信、Gmailへの下書き保存、既読化、カレンダー登録、招待の送信

所要時間は、指示を送ってから完了報告が届くまでの目安です。各業務は1回ずつの計測であり、混雑、接続先、データ量などで変わり得ます。

8業務の結果一覧

業務

結果

所要時間の目安

①メール整理と返信案

48通から返信が必要な1通を特定し、宛先・件名付きの下書きを作成

約4分

②日程候補とメール案

曜日の誤りを確認した上で候補3件と文面を作成

約2分

③PDF要約

42ページの公的資料を取得し、ページ番号付きで要約

約5分

④取引先・競合調査

会社名から事業を特定し、競合3社の動向を出典付きで整理

約1〜2分

⑤Web情報のCSV化

CSVを作成したが、23件中1件を取りこぼした

約4分

⑥データ集計とグラフ化

環境エラーを回避し、日本語フォントにも対処してPNGを作成

約1.5分

⑦定期チェックの作成

会話で担当Botと毎週月曜の定期実行を作成

約1分

⑧ログイン後の閲覧

画像認証は人が対応し、ログイン後は数値を確認

ログイン後約3〜4分

8業務を終えた時点で、設定画面の週次利用枠の消費表示は2%でした。検証時の使用量画面は以下に掲載しています。ただし、この消費率は上記の限定条件で表示された結果です。別の指示、長時間のブラウジング、大量ファイル、定期実行の増加などで同じ比率になるとは限りません。

2026年10月1日のMoji検証で確認したGrok Botの使用量画面
検証時の使用量画面。8業務終了時点の週次利用枠の消費表示は2%だった。

① メールを整理して、返信が必要なものだけ下書きする

「Gmailの未読メールを確認し、返信が必要なものだけ選び、返信文をこのチャットに書く。送信・下書き保存・既読化はしない」と依頼しました。直近7日分へ対象を広げた結果、48通を確認し、自動通知39通を除外、人から届いた9通のうち実質的に返信が必要な1通と任意返信の1通を挙げ、理由と宛先・CC・件名付きの文案を提示しました。約4分でした。文面が自然でも、金額、日付、担当者名、宛先は人が確認する前提です。

Moji検証時のメール整理結果画面
メール整理結果の画面記録。

② 空き時間を探して、日程調整メールを作る

Googleカレンダーから60分の候補を3件探し、初回商談向けのメール案を作るよう依頼しました。Botは、指示に含まれた曜日の誤りを確認してから対象期間を読み替え、既存予定を避けて候補を提示しました。相手の会社名やオンライン・訪問の別など、判断できない部分は空欄にしたメール案を返し、約2分でした。候補日時と送信内容は、送信前にカレンダー・関係者との確認が必要です。

Moji検証時のカレンダー候補作成結果画面
カレンダー候補の検証画面。

③ 長いPDFを要約して、根拠ページと次のアクションを出す

経済産業省・総務省のAI事業者ガイドライン本編を公式サイトから取得し、版数・公表日・ページ数、要点5つ、従業員100人程度の会社向けの準備事項をまとめるよう依頼しました。BotはPDFを取得し、要点にページ番号を付け、PDFビューア上のページ番号と資料の印刷ページ番号にずれがあること、別添は読んでいないことも報告しました。約5分でした。根拠ページを示す出力は原文確認を速くしますが、重要な解釈や制度対応は原資料で確認する必要があります。

Moji検証時のPDF要約結果画面
PDF要約と根拠ページの検証画面。

④ 取引先・競合を調べる

会社名だけを渡し、競合の最近の動向をまとめるよう依頼しました。Botは事業を調べ、事業が重なる3社を選び、各社の動きを日付・出典付きで整理しました。同名企業について法人登記を確認して対象外としたことも報告し、所要時間は約1〜2分でした。商談や提案に使う場合は、出典先の更新日、企業の同定、重要な数値を人が確認します。

Moji検証時の競合調査結果画面
競合調査の検証画面。

⑤ Webの情報を表とCSVにまとめる

Mojiサイトの記事一覧から2026年9月公開の記事について、タイトル・公開日・著者・URLを表とCSVへまとめるよう依頼しました。BotはCSVを作成し、Excelで文字化けしにくいUTF-8 BOM形式にも対応しました。しかし、実際は23件ある対象を22件としており、著者表示がない記事を1件取りこぼしました。所要時間は約4分でした。件数・合計・金額・対象漏れが問題になる業務では、元データとの突合を省略しないことが、この検証からの教訓です。

Moji検証時のCSV作成結果画面
CSV作成の検証画面。後で元データと突合したところ、対象23件のうち1件が欠落していた。

⑥ データを集計してグラフ化する

⑤で作成したCSVから日別公開本数の棒グラフをPNGで作り、使ったコマンドも示すよう依頼しました。途中でPythonのインストールがエラーになりましたが、仮想環境を使う方法へ切り替え、日本語フォントも指定してグラフを作成しました。約1.5分でした。入力CSVに取りこぼしがあればグラフもその影響を受けるため、入力データの検証が先です。

Moji検証時のグラフ作成結果画面
グラフ作成の検証画面。

⑦ 毎週のチェックを定期実行にする

競合3社の新しい動きを毎週月曜に確認し、変化があった場合だけ出典付きで報告するBotとルーティンを作るよう依頼しました。会話だけで担当Botと定期実行が作られ、外部送信・投稿をしない条件も指示文に残りました。約1分でした。一方、Botは伝えていない「マーケティング担当」という役割を指示文へ補っていました。定期実行は、作成後に指示内容、対象、送信先、停止条件を人が読み直す必要があります。

Moji検証時の定期実行作成結果画面
定期実行の検証画面。

⑧ ログインが必要なツールで閲覧する

Googleアナリティクスを開き、先週の数値と上位ページを確認するよう依頼しました。メールアドレス・パスワードの入力と画像認証では人の操作が必要でした。画像認証を完了した後、Botは約3〜4分で数値を報告しました。画面に「総ユーザー数」がなかったため、代替指標を使ったことも明示しました。ログイン後の閲覧作業を任せられる場合があっても、ログイン状態、接続先、閲覧権限を広く渡さない設計が必要です。

Moji検証時のログインと人による画像認証の画面
ログイン時に人の操作が必要になった検証画面。

安全性と権限:料金と同時に決めること

Auto Reviewと承認の選択肢

公式ドキュメントでは、Auto Reviewを有効にすると、Grok Botがツール呼び出しやコンピューター操作を実行前に評価すると説明されています。承認画面では、対象・範囲・値を確認し、「Allow once(今回だけ許可)」「Always allow(条件に一致するルールを保存)」「Deny(拒否)」を選べます。

Mojiの提案例として、最初は「外部メールの送信前」「カレンダーの登録前」「本番環境の変更前」「ファイル削除前」をAsk firstに設定し、個別の作業で必要性を確認してから範囲を狭く許可します。公式も、Auto Reviewは最小権限や明示的な承認境界を置き換えるものではないと案内しています。

認証情報・画像認証は人が入力する

公式ドキュメントでは、パスワード、パスキー、二要素認証コード、CAPTCHA、決済確認は、Botが利用者へ操作を引き継ぐ設計とされています。通常のチャットへパスワードやワンタイムコードを送るべきではありません。対応する安全な秘密情報入力リクエストでは、値はマスクされ、会話記録から除外され、モデルにも表示されないと案内されています。

接続アプリとログイン状態の共有範囲

公式のセキュリティFAQでは、ユーザーごとに専用のクラウドコンピューターが割り当てられる一方、同じユーザー内ではすべてのBotがそのコンピューターを共有すると説明されています。ファイル、ブラウザセッション、コマンドライン認証情報は、そのユーザーが実行するBot間で利用可能なものとして扱う必要があります。異なる認証情報を分ける必要がある業務では、別のCursorユーザーを使う方法が案内されています。

また、Botが必要なサイトへログインした後、そのブラウザセッションは共有クラウドコンピューターに残り、適切な場合は他のBotも利用できます。接続アプリやログイン状態をBot間のセキュリティ境界として扱わず、利用後にサインアウト、不要な一時ファイルの削除、コネクターの削除または認可取り消しを行います。

作業を中断したときの扱い

Mojiの検証では、⑧の途中で作業を止めた際に、Botから別のBotの設定も止まった可能性があるという報告がありました。確認すると、先に作成した定期実行は保存されていました。これは1回の検証時の挙動です。作業を中断した場合は、関連するルーティン、下書き、ファイル、接続先の状態を管理画面で確認する運用を推奨します。

公式ドキュメントでは、会話中ではないルーティンやトリガー起点の承認は約10分で期限切れになり、その操作は実行されないと案内されています。中断・未承認・期限切れを同じ状態として扱わず、どの処理が完了したかを結果画面と対象サービス側で確認してください。

TeamsとEnterpriseのネットワーク制御

セルフサービスのTeamsでは、宛先許可リストを設定するNetwork Controlsは利用できず、Enterprise専用です。Teamsでポリシーがない場合、公式FAQではネットワークはallow-allが既定と説明されています。機密情報、社内システム、個人情報、厳格なネットワーク要件を扱う場合は、料金表だけで判断せず、接続先、認証、ログ、データ所在地、ネットワーク、監査、停止手順を情報セキュリティ担当者と確認してください。

AIエージェントに任せる操作、人が承認する操作、異常時に止める操作を業務単位で決める方法は、AIエージェントはどこまで任せるべきか|委任範囲・人の承認・停止条件を設計する実務ガイドで解説しています。未承認の個人契約を含む利用の把握・管理については、シャドーAIのリスクと対策|全面禁止に頼らない可視化・公式代替・監査の進め方も参照してください。

他のAIエージェントと比較するときの見方

Grok Botと他のAIエージェントを比べる際は、モデル名や月額だけでなく、実行環境、接続できるアプリ、ログイン状態の分離、外部操作時の承認、定期実行、利用枠の課金単位を同じ条件で確認する必要があります。Mojiの検証では、メール整理、日程候補、PDF要約、Web収集、定期実行など、成果物を人が確認できる8業務を使いました。

比較軸

確認する問い

作業環境

Botはどこでブラウザ・ファイル・コードを扱うか。端末を閉じた後の作業継続はどの条件で可能か

権限の分離

Bot・ユーザー・チームごとにログイン状態やファイルをどこまで分けられるか

外部操作

送信、登録、購入、削除の前に、誰が何を承認できるか

利用枠・費用

月額、週次枠、従量課金、上限、重複契約時の扱いをどう確認できるか

評価方法

件数、根拠、所要時間、手戻り、危険な操作、確認工数を自社の実データで測れるか

対象業務の選び方、限定試行、KPIの置き方は、生成AI導入前の業務棚卸しと現場定着の進め方|対象業務の選び方・KPI・運用テンプレートで整理しています。

よくある質問

Grok Botは無料で使えますか?

Cursorは、Grok Botの無料トライアルを利用クレジット方式として案内しています。クレジットはエージェントステップとトークンに応じて消費され、7日間の利用可能期間も適用されます。継続利用の条件は、対象のCursorプラン、SuperGrok系プラン、X Premium+のリンク、または対象座席などです。

SuperGrokだけでGrok Botを使えますか?

個人のSuperGrokはGrok Botへの利用権を付与する対象です。ただし、Grok Botを使うにはCursorアカウントでサインインし、そのCursorアカウントへSuperGrokをリンクします。リンクは別のCursorアカウントへ移せないため、リンク先を事前に確認してください。

SuperGrokとCursor Proを両方契約すると利用枠は2倍になりますか?

いいえ。CursorプランとSuperGrokまたはX Premium+のリンクは、Grok Botの利用枠を合算しません。両方の契約を維持する場合も、それぞれの請求は別に続き得ます。

週次利用枠を使い切るとどうなりますか?

オンデマンドが無効なら、週次利用枠のリセットまでGrok Botは停止します。オンデマンドが有効なら、追加利用分がCursor経由で請求され、月間上限に計上されます。実行中のBotは作業を完了するため、上限をわずかに超える可能性があります。

パスワードをBotへ入力してよいですか?

通常のチャットにパスワードやワンタイムコードを送らないでください。公式は、パスワード、パスキー、二要素認証、CAPTCHA、決済確認では利用者がコンピューターの操作を引き継ぐ方法を案内しています。対応する安全な秘密情報入力リクエストを使う場合も、対象サービスと入力画面を確認してください。

会社で個人プランから試してもよいですか?

公開情報の調査、要約、下書きなど、外部影響が小さく、人が結果を確認できる業務に限定した試行は考えられます。ただし、同じユーザー内のBotはクラウドコンピューターを共有するため、業務システムや機密情報を接続する前に、アカウント分離、接続先、承認、ログ、監査の要件を確認してください。

まとめ

Grok Botの費用は、月額だけで決めないことが重要です。2026年10月9日時点で、SuperGrokは月30米ドル、Cursor Proは月20米ドルから検討できます。一方、実際の継続費用と使い勝手は、週次利用枠で足りるか、オンデマンドを有効にするか、Botへ渡す権限をどこまで絞るかで変わります。

Mojiの2026年10月1日の検証では、8業務を終えた段階で週次利用枠の消費表示は2%でしたが、Web情報の一覧化では23件中1件を取りこぼし、画像認証では人の操作が必要でした。まずは要約、調査、下書きのような低リスク業務を一つ選び、利用枠、確認工数、誤り方を記録した上で、上位プラン、オンデマンド、Teams/Enterpriseの必要性を判断してください。

出典

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